初めての親子釣りにぴったり!関東で“釣って食べれる”お手軽釣り場ガイド

釣り場

森に囲まれた川辺で、親子が並んで釣り糸を垂らす。小さな声で「パパ、きた!」と弾む子どもの声。魚を釣り上げ、調理して、一緒に食べる――その一連の体験が、家族の時間を静かに育てていく。


関東で「釣って食べれる」おすすめ釣り場10選

道具がレンタルできる手ぶらでいけるその場で調理(塩焼き等)ができる、家族向けの安心釣り場を厳選。

① 氷川国際ます釣場(東京都・奥多摩町)

JR奥多摩駅から徒歩約5分という抜群のロケーションにある、清流に囲まれた人気スポット。道具は全てレンタル可能なので、初心者でも手ぶらで気軽に楽しめるのが魅力。BBQエリアも整備されており、釣り上げたマスはその場で炭火焼き・塩焼き(有料)にして味わうことがでる。内臓処理サービス(有料)もあるため、小さな子どもがいる家庭でも安心。
公式:ご案内・Q&A公式:ご利用案内掲示板(塩焼き1匹200円・受付時間)

メモ:段差で流速が変わる区画は、影+ヨレ(流れの緩み)に魚がたまりやすい。朝は“影の境目”へ正確に落とすと子どもでもアタリが出やすい。

② フィッシングパークつくば園(茨城県・つくば市)

筑波山麓に広がる自然豊かな釣り堀。道具がレンタルできるため、手ぶらでいける気軽さが魅力。その場で調理できる炭火焼コーナー(有料)も完備されており、釣りたてのニジマスを塩焼きで味わえる。釣り池のすぐ横には食事処「つくば園食堂」もあり、家族で一日ゆったり過ごせる人気スポット。釣った魚の調理は16時迄(有料) 公式:フィッシングパークつくば園釣り案内・料金・炭火焼情報

メモ:魚影が濃い中央寄りの流れ出し付近が好ポイント。午前は日陰、午後は日向側を狙うとアタリが続く傾向。エサは軽く付けて自然に沈めるのがコツ。

③ リヴァスポット早戸(神奈川県・宮ヶ瀬)

神奈川県の清流・早戸川沿いにある大型管理釣り場。道具がレンタルできるため、手ぶらでいける安心設計。
釣った魚はその場で炭火焼(有料)にして味わえるほか、BBQエリアも併設。魚種も豊富で、ルアーやフライの本格的なトラウトフィッシングも楽しめる。自然の渓相を生かしたレイアウトで、子ども連れでも安全に楽しめるファミリースポット。
公式:リヴァスポット早戸施設案内・炭火焼コーナー

メモ:水温が安定している朝方はチャンス。川の合流点付近や岩影のヨレにエサを落とすと高確率で反応あり。日が高くなったら、やや深めを狙うと良い。

④ 清水公園 ニジマス釣り(千葉県・野田市)

四季の自然に囲まれた清水公園内で楽しめるニジマス釣り。道具は全てレンタル可能で気軽に手ぶらで体験できる。釣ったマスはその場で塩焼き(有料)にしてもらえるため、子どもと一緒に「釣る→食べる」までの流れをしっかり味わえる。さらにアスレチックやキャンプ場も併設されているので、釣り+外遊びの“丸一日プラン”にもぴったり。
公式:ニジマス釣り(塩焼きサービス)

メモ:土日や連休は混雑しやすく、待ち時間が出る。昼のピークを避け、朝イチか午後遅めが◎。

⑤ 風布にじます釣り堀センター(埼玉県・寄居町)

自然豊かな風布エリアに佇む、家族連れに人気の釣り堀施設。屋根付き池があるため雨の日でも安心して楽しめ、道具レンタル完備で思い立ったらそのまま手ぶらで体験できる。釣ったニジマスはスタッフにお願いして炭火焼(有料)にしてもらえるため、釣りたての香ばしい味わいを楽しめる。バリアフリー設計で小さな子どもや祖父母との三世代利用にもやさしい。
公式サイト料金案内

メモ:雨天は屋根下、晴天は日陰側へ。光量差の“境目”に仕掛けを通すと口を使いやすい。

⑥ 白糸マス釣りセンター(神奈川県・小田原市)

相模湾を臨む根府川エリアにある人気管理釣り場。ニジマスの池釣り・川釣りが楽しめ、道具はすべてレンタルできるので手ぶらでいけるのが魅力。釣り上げた魚は売店で塩焼き(有料)にしてもらえるほか、予約制のバーベキューと組み合わせて味わうこともできる。
公式サイトマス釣り案内バーベキュー案内

メモ:川釣りエリアは水深変化+岩影がセットになった場所が好ポイント。池釣りは流れ込み周辺で回遊ルートをイメージしながら狙うと◎。

⑦ 北浅川恩方ます釣場(東京都・八王子市)

八王子・恩方エリアの自然に囲まれた渓流型の管理釣り場。多摩川水系・北浅川の流れを利用したフィールドで、貸し竿やレンタルが用意されているため手ぶらでいけるのがうれしい。釣ったマスは河川敷やBBQ小屋でその場で焼いて食べられるので、外遊び+食体験をまとめて楽しみたいファミリーに最適。
公式:北浅川恩方ます釣場料金・レンタル案内

メモ:浅場が多いので、子ども連れは足元の安全を確認しつつ流れの緩い「ヘチ」を中心に。石の下流側(ヨレ)に仕掛けを送り込むとアタリが出やすい。

⑧ 谷太郎川ます釣場(神奈川県・清川村)

丹沢山麓の谷太郎川をまるごと楽しめる渓流管理釣り場。エサ釣り・ルアー・フライでマスやイワナを狙え、手ぶらで「ます釣り体験」ができるプランも用意されている。持ち込みのバーベキューも可能で、釣った魚をその場で焼いて味わえる“山あいの水辺キャンプ”のような雰囲気が魅力。
公式:谷太郎川ます釣場インフォメーション・手ぶら体験

メモ:山あいで天候が変わりやすいので、レインウエアがあると安心。増水時は無理をせず、足場の高い安全な区画を選ぶのが鉄則。

⑨ みのげマス釣りセンター(神奈川県・秦野市)

秦野市・蓑毛の谷あいにあるマス釣り場。釣り堀と川釣りの両方が楽しめ、貸し竿・エサが用意されているため気軽に手ぶらでいける。丹沢の自然に囲まれながら釣りを楽しみ、焼き台を使ってその場で塩焼きにして味わえば、小さな子どもにとっても忘れられない体験になる。
公式:みのげマス釣りセンター観光案内・基本情報

メモ:釣り堀は足場がよく、小さな子どもにも安心。川釣りエリアは足元が滑りやすい場所もあるので、濡れてもいい靴と替え靴下を用意しておきたい。

⑩ 奥秩父源流中津川渓流釣り場(埼玉県・秩父市)

奥秩父の源流エリアに位置する本格派の渓流管理釣り場。全長約500mのフィールドでニジマス・イワナ・ヤマメなどを狙え、ファミリーでも楽しめる釣り+川遊び+BBQのセットプランも用意されている。釣った魚は炭火で塩焼きにしてその場で食べられるので、「源流の空気と一緒に味わう」特別な一口になる。
公式:奥秩父源流中津川渓流釣場釣り場案内料金・BBQプラン

メモ:山あいで気温差が大きいので、夏でも一枚羽織れるものがあると安心。魚は流心脇の“白泡の切れ目”に着きやすいので、そこへナチュラルに流し込むイメージで。


親子で安全に楽しむためのポイント3つ

  1. ライフジャケットは“命綱”。子どもは必ず着用を
    河川や池の縁は見た目以上に足場が不安定で、苔や小石で簡単に滑ることもある。
    子ども用ライフジャケットはサイズを合わせ、腰ベルトまでしっかり固定するのが鉄則。
    浅瀬であっても油断せず、「釣り竿より先にライフジャケット」を合言葉に安全を最優先にする。
  2. 刃物と火の扱いは“大人が主導”が基本
    魚の内臓処理や串打ちは、慣れていないとケガにつながることも。
    子どもには「見て覚える体験」をさせ、大人が手を動かすことで安全と学びが両立できる。
    最近はその場で調理してくれるサービスを備えた釣り場も多く、プロに任せるのも立派な選択肢。
    焼き台や包丁を扱う場面では、子どもを近づけすぎないことが事故防止の第一歩となる。
  3. 衛生と加熱の徹底で「安心して食べる」
    調理前後の手洗い・器具の洗浄・生肉や魚との交差汚染防止は必須。
    特に加熱は中心温度75℃で1分以上を目安にしっかり火を通すようにしよう。
    炭火やバーナーを使う場合も、表面が焦げても中が生のままではNG。

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「釣って食べる体験」が子どもにおすすめな理由

  • “いただきます”の意味が腑に落ちる
    スーパーで並ぶ切り身では感じにくい「命の循環」。自分の手で釣り上げた魚を処理し、火を通して食べる一連の流れは、食育の最前線だ。
    「魚が生きていた」という事実を五感で感じることで、子どもの中に“命をいただく”という感謝の感情が芽生える。
    単なるアウトドア体験ではなく、心の奥に残る「食べるという行為の意味」を教えてくれるのが、釣って食べる体験である。
  • 共同作業が生む親子の対話
    竿を握る人、火を起こす人、盛り付けを担当する人――。釣りには自然と“役割”が生まれる。
    子どもは「自分の手が家族の役に立っている」と感じ、大人は「子どもがこんなに頼もしい」と気づく。
    同じ目的を共有する時間は、家庭では得がたい濃密な対話の場となり、親子の距離を自然に縮めてくれる。炭火を囲みながら交わす会話は、きっと家族の思い出アルバムの1ページを彩るはずだ。
  • 学びと遊びが交わる“フィールドの理科教室”
    水温・流速・日照・風向き――自然の条件を読みながら魚を探す行為は、まさに生きた理科の授業。
    魚が流れのどこに潜むのか、なぜ影に寄るのか、エサをどう動かせば自然に見えるのか。
    そのすべてが観察力と論理的思考を育む。
    学校で学ぶ「知識」が、フィールドでは「体験知」に変わる瞬間を、子ども自身が体で理解できるだろう。

釣った魚を“おいしく”食べるコツ

  • 塩焼きこそニジマスの正解
    釣り場で最もポピュラーなのが塩焼き。腹ワタを丁寧に取り除き、内臓側は塩が溜まりやすいため軽めに、皮側は塩が流れやすく、また水分を引き出したいため、やや強めに塩をふるのがコツ。こうすることで、皮はパリッと香ばしく、身はふっくらジューシーに仕上がる。
    焼く前に尾ビレやヒレ先へ軽く小麦粉をまぶしておくと、焦げにくく、見た目も美しく仕上がる。炭火の遠赤外線でゆっくり火を通すと、川魚特有の香りが“香ばしさ”に変わる瞬間を楽しめる。
  • 唐揚げで“骨ごとカルシウム補給”
    20cm以下の魚は、唐揚げが断然おすすめ。中温でじっくり火を通したあと、再度高温でカラッと揚げる“二度揚げ”で、骨までサクサクに。
    下味に塩と少しのしょうが汁、またはカレー粉を混ぜると子どもにも人気の味に仕上がる。
    揚げたての熱気とともに広がる香りは、釣り場の空気と相まって、格別のごちそうになる。
  • 焼き台は“プロの手”に委ねても◎
    炭火の火加減や焼き時間の調整は意外と難しい。そんなときは、施設にある塩焼きサービスを利用するのが正解。
    プロが遠火でじっくり当てる火は、皮に香ばしさを、身にやさしい弾力を与えてくれる。その仕上がりを体験しておくと、家庭での調理にも活きるはずだ。

釣りデビューの準備チェックリスト

初めての親子釣行をスムーズに楽しむために、“安全・快適・学び”の3要素を網羅した準備リストをまとめました。子どもと一緒にチェックしながら、自然と向き合う一日の準備を進めてみましょう。

項目 内容 詳細メモ
服装 汚れても良い長袖・動きやすいズボン・帽子 朝夕は冷え込み、川辺では体感温度が下がりやすい。
夏でも薄手の長袖+帽子+首元タオルで日焼け・虫刺されを防ぐ。
足元はスニーカーやウォーターシューズなど滑りにくい靴を選ぼう。
安全 子ども用ライフジャケット(現地でレンタル可)・滑り止め靴 河川や池の縁は足場が不安定。
ライフジャケット(現地でレンタル可)は体格に合ったサイズを選び、腰ベルトをしっかり固定。
“釣り竿より先にライフジャケット”が安全の鉄則。
衛生 ウェットティッシュ・消毒用アルコール・使い捨て手袋 手洗い場が遠いこともあるため、携帯用除菌スプレーが便利。
魚を触った後や食事の前にはこまめに除菌を。
ゴミ袋を持参して、自然に優しい釣りを心がけよう。
補給 飲み物・塩タブレット・軽食 長時間の釣りでは熱中症対策が重要。
クーラーバッグに保冷剤を入れ、冷たいお茶や経口補水液を常備。
休憩時に食べられるおにぎり・果物・エネルギーバーもあると安心。
道具 レンタル中心でOK(竿・仕掛け・エサ) 初回は“手ぶらでいける”管理釣り場を選ぶとスムーズ。
釣具レンタルやエサ付きプランを活用すれば荷物も軽く、子ども連れでも安心。
慣れてきたらマイロッド購入も検討。
食器・調理 割り箸・紙皿・キッチンバサミ・アルミホイル BBQエリアでの食事や塩焼きに必須。
現地販売は混雑時に品切れの可能性があるため、持参が安心。現地に必要有無を確認することをお勧めする。
マイ箸・マイ皿を使えばエコで快適な食体験に。
便利アイテム 虫よけスプレー・日焼け止め・折りたたみ椅子 川辺や湖畔では虫が多く、日差しも強い。
短時間でも虫よけ+日焼け止めのW対策を。
休憩時には折りたたみ椅子やレジャーシートがあると快適。
その他 タオル・替えの靴下・小型クーラー(魚を持ち帰る場合) 魚を触った手を拭いたり、水に濡れたときの備えとして必須。“準備の丁寧さ”がそのまま当日の快適さにつながる。
クーラーボックスは釣った魚の鮮度を保つのに役立つ。

冬場向けチェック & 安全メモ

  • 使い捨てカイロ(手・体・足先用)/保温ボトルの温かい飲料
  • 替え手袋・替えソックス(濡れたら即交換)
  • レインウェア上下(防風シェルとしても活躍)
  • ホットスープ・おしるこ等の“温かい補給食”
  • 簡易座布団 / 折りたたみ椅子(地面の冷え対策)
  • しっかり目のアウター(中綿付きの防水透湿性能のあるジャケットが理想)


安全メモ:低体温症は「冷え+濡れ」で起こります。汗をかいたら放熱し、下着や靴、袖口が濡れたら交換。子どもは冷えやすいので、こまめな温かい飲み物休憩を。

POINT: このチェックリストは“家族全員で準備を楽しむ”ためのガイドです。
子どもに役割を与え、「これは何のために必要かな?」と問いかけながら準備することで、自然への興味と責任感が芽生えます。


まとめ|「釣る」だけじゃない、“命と向き合う一日”を

ウキが沈み始める瞬間――その動きに、子どもは集中して目を向ける。
手のひらに伝わる魚の動きから、子どもは「生きているもの」に触れていることを実感する。そして、炭火で焼ける魚の香りの中で、家族の笑顔と自然に囲まれた時間を楽しむことができる。

釣りは、単に魚を釣るだけの遊びではない。
自然の中で過ごし、命をいただく体験を通して、「食べること」の意味を理解する時間でもある。
その一匹が、子どもにとって大切な経験となり、親にとっても家族の思い出として残る。

週末の短い時間でも十分だ。
都会を離れ、川の音や炭火の香りに触れながら過ごしてみてほしい。
釣りを通じて、家族のつながりがより深まる――そんな“命と向き合う一日”が待っている。


よくある質問(FAQ)

Q1. 幼児でも体験できますか?
A. 施設により年齢基準は異なります。スタッフ常駐の管理釣り場を選び、安全第一に。小さな子どもには足場の安定した釣り堀タイプや、屋根付きの全天候型施設がおすすめです。

Q2. 釣りをする時間の目安はどれくらいですか?
A. 初めての親子釣行では1〜2時間程度がちょうど良い目安です。
子どもの集中力や体力を考慮し、途中で休憩やおやつタイムを挟むと楽しさが長続きします。
慣れてきたら午前〜昼の半日コースなどに挑戦してみましょう。

Q3. 釣った魚は必ず食べる必要がありますか?
A. 無理に食べる必要はありません。ただ、せっかく釣った魚を味わうことは子どもにとって貴重な食育体験になります。
食べる際は加熱の徹底が前提。生食は避け、施設の焼きサービスや調理サポートを活用してください。

Q4. 雨の日でも釣りはできますか?
A. 最近は屋根付き・全天候型の釣り堀が増えています(例:風布にじます釣り堀センターなど)。
雨具を着て釣る場合は、滑り止め付きの靴と防水ウェアを準備しましょう。
小雨なら魚の活性が上がることもあり、意外と“釣り日和”になることもあります。

Q5. 子どもが釣れなかったらどうしたらいいですか?
A. スタッフがおすすめのポイント・狙い方・エサの付け方を教えてくれるため、釣果ゼロになるケースは多くない。うまくいかないときは遠慮せずスタッフに声をかけるのがコツ。


情報ソース(公式サイト/2025年11月時点)

※施設の受付時間・料金・提供サービスは季節・混雑で変更されることがあります。最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。


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